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鋼プレートガーダー橋の鋼桁(接着接合式CFRP補強材の適用環境)
CFRP REINFORCEMENT |
接着接合式CFRP補強材

腐食した鋼桁端部を、
母材を傷めず
接着で補強。

工場で成形したCFRP補強材を、
接着接合で取り付け。
溶接やボルトが不要なので、
母材を傷めません。
鋼材比 1/5 の軽さで、
特殊技能なしの人力施工が可能。
桁下の狭小・高所など、
制約の厳しい現場の
鋼構造物の耐力回復に。

溶接・ボルト不要
✓ 鋼材比 約1/5の軽さ
腐食しないCFRP

溶接・ボルト不要の「接着接合」

鋼材比1/5の軽さ

※ 軽量CFRPを接着接合。溶接・ボルト不要で母材を傷めず、狭小・高所でも特殊技能なしの人力施工が可能です。

溶接・ボルト不要接着接合だから母材を傷めず、耐力を回復
人力施工特殊技能不要・軽量で狭小/高所の現場にも対応
腐食しないCFRPは錆びず、塗装で紫外線・水分からも保護
SCENE

こんな鋼構造物の課題に

腐食により断面欠損が進んだ鋼桁端部(支点部)
腐食により断面欠損が進んだ鋼桁端部(支点部)
!

桁端部の腐食で断面欠損

支点上の桁端部が腐食し、断面が欠損。圧縮耐力の低下が心配だが、架け替えは避けたい。

!

母材を傷めたくない

添接板のボルト孔あけや溶接で、母材へさらにダメージを与えたくない。既設を活かして補強したい。

!

狭小・高所で施工しづらい

桁下が狭く・高く、大型の架設機材が入らない。重い鋼材の取り回しが難しい現場で補強したい。

FEATURES

接着接合式CFRP補強材が選ばれる理由

1

鋼材比 約1/5 の軽量

CFRP製で、鋼材比 約1/5 の軽さ。取り回しが容易で、架設機材が要りません。

2

接着接合で母材を傷めない

ボルト孔あけや溶接が不要。母材を傷めずに耐力を回復できます。

3

特殊技能不要・人力施工

軽量で人力施工が可能。狭小・高所など条件の厳しい現場にも対応します。

4

VaRTM成形で安定品質

真空成形を採用。気泡の混入に強く、安定した品質を確保します。

5

腐食しない複合材料

CFRPは腐食しません。塗装で紫外線と水分から遮断し、耐久性を高めます。

TARGET

対象となる補強箇所

圧縮耐力の回復を対象に、
腐食状況に合わせて設計・製作します。

接着接合式CFRP補強材の施工イメージ。腐食した鋼桁の垂直補剛材まわりの腹板(ウェブ)に、黒い炭素繊維(CFRP)補強材をフラットに接着接合したところ
施工イメージ:垂直補剛材と、その両側の腹板(ウェブ)にCFRP補強材を接着接合
接着接合式CFRP補強材の補強可能範囲。垂直補剛材まわりの腹板(ウェブ)に、板厚Twの24倍(24Tw)を上限としてCFRP補強材を接着接合する。右は支点部の腐食例(孔食・垂直補剛材まわりの腹板腐食)
概念図:垂直補剛材と腹板(ウェブ)の補強範囲(補強幅の上限=24Tw)/右:支点部の腐食例
A

橋梁の鋼製桁端部

支点上で腐食しやすい鋼製桁の端部。断面欠損した箇所の圧縮耐力を回復します。

B

支点上十字柱の腹板

支点上十字柱の腹板の腐食損傷部に、CFRP補強材を接着接合して補強します。

C

垂直補剛材

垂直補剛材の補強にも対応。母材の腐食状況に合わせてカスタマイズします。

SPEC

製品仕様

標準規格品はありません。
現場の腐食状況に合わせてカスタマイズします。

補強材接着接合式CFRP補強材(炭素繊維強化プラスチック製)
基本形状2面体・3面体(金型により幅広い形状を製造可能)
標準規格標準規格品なし/現場の腐食状況に合わせてカスタマイズ
成形方法VaRTM成形法(真空成形)
指定接着剤PLEXUS MA530(ITWパフォーマンスポリマーズ&フルーズジャパン社製)
可使時間/硬化時間約30分/約90分
重量鋼材比 約1/5

※ 仕様は予告なく変更となる場合があります。詳細・最新の仕様はお問い合わせください。

CONDITION

施工条件・適用範囲

確実な補強のため、
事前にご確認ください。

施工条件

  • 施工対象が5℃以下の場合は施工できません
  • 接着面に水分があると密着強度が低下します
  • 1種ケレン(母材のサビ除去)が必須です
  • 施工後に塗装が必要です

次の場合は適用できません

  • 過大な断面欠損により、死荷重で降伏状態の場合
  • 24tw を超える補強範囲が必要な場合
  • 疲労亀裂が生じている場合
  • 定着長の確保ができない場合
適用可否を左右する定着長の図示。板厚が減少している場合は定着長100mm、孔食(断面欠損)している場合は定着長200mmが必要。腐食範囲の外側に必要な定着長を確保できない場合は適用できない
適用の目安:腐食範囲に応じた定着長の確保が必要です(板厚減少:定着長100mm/孔食・断面欠損:定着長200mm)。この定着長を確保できない場合は適用できません。

上記に該当するか判断が難しい場合も、現場の状況をお聞かせいただければ適用可否からご相談に応じます。

FAQ

よくあるご質問

溶接やボルトは必要ですか?
不要です。接着剤による接合のため、母材にボルト孔をあけたり溶接したりする必要がありません。母材を傷めずに耐力を回復できます。
接着剤は何を使っても良いですか?
指定接着剤の PLEXUS MA530 をご使用ください(製品仕様の表を参照)。本工法の開発時に、MA530でのみ補強効果を確認しております。それ以外の接着剤は未検証のため、補強効果を保証できかねます。
どんな箇所の補強に使えますか?
橋梁の鋼製桁端部、支点上十字柱の腹板、垂直補剛材など、圧縮耐力の回復が対象です。腐食損傷により断面欠損した鋼構造物の耐力回復に用います。
標準サイズはありますか?
標準規格品はありません。現場の腐食状況に合わせ、2面体・3面体を基本にカスタマイズして製作します。金型により幅広い形状の製造が可能です。
施工で気をつける点は?
施工対象が5℃以下では施工できません。接着面に水分があると密着強度が低下するため、1種ケレンで母材のサビを除去し、施工後に塗装が必要です。
使えないケースはありますか?
過大な断面欠損により死荷重で降伏状態の場合、24twを超える補強範囲が必要な場合、疲労亀裂が生じている場合、定着長の確保ができない場合は適用できません。判断が難しい場合はお問い合わせください。

接着接合式CFRP補強材のご相談・技術相談

補強箇所・腐食の状況(桁端部/腹板/垂直補剛材 など)、断面欠損の程度をお聞かせください。適用可否の判断から、設計・製作までご提案します。

送信いただくと、担当者よりご連絡いたします。